リリイ・シュシュのすべての作品情報・感想・評価

「リリイ・シュシュのすべて」に投稿された感想・評価

m

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4.8
救いのない世界
エーテルが満たされてゆく
sayaqui

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残酷さと美しさの均衡がクラシック音楽によってとられている映画。同監督による『リップヴァンウィクルの花嫁』にもこれに通じる魅力があったけど、今作は舞台が中学校ということもあって、残酷さが本当に生々しい。『リップ〜』が社会という大きな海で、たまたま運悪くシケに遭ったような残酷さなのに対して、こちらは学校というジャングルで生き抜く子供たちの残酷さというか、匂いが少し違う。ただ、この違いは単に年齢や舞台によるものではなくて、きっと2001年と2016年とで、監督が描くべきだと感じる現実の危うさみたいなものが、15年の間に大きく変わったってことなのかもしれない。
99

99の感想・評価

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すきすぎて言葉にならないなんて惰性かもしれないけどことばにすると安くなってしまうような気がするから誰にも教えない
CDショップで万引きするシーンの時にかかってる音楽誰か知りませんか?
み

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4.0

このレビューはネタバレを含みます

どう考えたってサイトの書き込み、中学生の語彙力じゃなくない?中学生が「この偶然の一致に意味はない」なんて言い回しするか?少なくも私の知っている中学生にそんな斜めに構えた人間はいなかった‥けど、SNSに脳ハックされながら生きている私たちが一生手に入れることのできないものを持っていて、気づいていない姿が眩しくて羨ましいな‥それを偶然の産物と片付けていいわけない 静かに歪んだボーイミーツボーイ
rin

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3.4
学校が地獄ってことをよく表現できてるまじで息苦しい
この頃から蒼井優は出来上がってるし蒼井優にしかできない
み

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3.8
逃げることなんてできないそれくらい初めから全て失っていた 叫ぶことくらいしか思いつかないんだ それは、エーテルなんだといったら、それは、エーテルなのだ。透明で、痛くて、それがちっぽけなんてことはない、見ている世界はあまりにも小さくて目眩がするほど近くにあるのだ。

何にもできない小さな世界観と幼さと、何でも出来てしまう温かさがあって、無力感と切り裂くばかりの叫びが混在しているような作品。

最初から最後まで鬱々とした逃げ出したくてしょうがないぬるさがあったし、詩のように進む映画だと思った。中学生の逃げられなさの温かさと閉塞感が上手に美しく映像となってると思った。

途中で体調が悪くなって、2日に分けて観たから、また忘れた頃に、全部通して観てみたいと思った、観てる途中はあんなに退屈で逃げ出したくなるような空の色に絶望したのに(笑)また観たいと思うのは、おんなじ空の色を、わたしも観てきたからなのかな
hijikaty

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3.5
一つ間違えると村八分となる地方の閉塞感、十代の行き場のないもんもんとした思い。。リリィを触媒として増幅していく。

ため息が出るけど十代の頃、これくらい残酷な事をまるで必然かのように自分も考えていた気がするなあ。実行したかは別にして。
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