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ダンケルクのAのレビュー・感想・評価

ダンケルク(1964年製作の映画)
3.7
フランス映画祭にて。
ジャンポールベルモンドかっけー!
女は女である観た時から良かったけど!

ばこばこ砲弾打ち込まれてる一方で陽気で愉快っぽいBGMが流れてる感じのシュールさよ
兵士はお酒飲みながら煙草だし大尉は呑気にコーヒー飲んでるし女は双眼鏡で戦闘機をみてるし
ノットシリアスで笑える、だからこそ逆説的な意味ですぐ隣にある死の恐ろしさを、戦争の無意味さを描いているように感じました
戦友が死んだ時、ちゃんとした墓地に埋めるよりここにある砂丘に埋めて埋葬することに”人道的じゃない”と言われたジュリアンが言った言葉、”お前の持ってるライフル銃こそ人道的ではない”に、この映画の意味があるのかなと思った
戦争がどういうものか百わかろうとするのは難しいし歴史を知ることはできても兵士ひとりの心情を理解することはできない
こんなにも愉快そうに見える情景がひとつでもあったなら現代から過去を振り返ることしかできない私たちはどうすればいいかわからない
なんの映画かよくわからないシリアスじゃない映画なのにすごく考えさせられた何でだろう笑

もう一個のダンケルクは後日みようとおもいます
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