芹沢由紀子

犯人に告ぐの芹沢由紀子のレビュー・感想・評価

犯人に告ぐ(2007年製作の映画)
3.4
最近ミッドウェイを見たので、トヨエツつながりで思い出してレビュー

警察ミステリとかサスペンスはあまり好んでみないけど、トヨエツだったので見た。
なかなか出来た話だけど、なんかどこかで聞いたような話だな~って思ったら、昔原作を読んだことがあった。
決め台詞とか、そうそう、コレコレ!と途中で思い出した。

それにしても主人公がイケメンすぎて、エロ過ぎて、目の毒。
捜査官たちがこぞって嫌うタイプ。
あんな人が地方に飛ばされてたら、小さな町は大騒ぎでおばさんたちはみんな浮足立ってしまうこと間違いなし。しかも職員団地?みたいなところでつつましく暮らしてるし、なんなん!!!

私が近所のスーパーで彼を見かけたら、間違いなく後をつけてる。

さらに毎晩テレビに出てきてカメラ目線で「今夜はほにゃらら(ネタバレ)」なんてつぶやかれたら、私もファンレターを送るに違いない。


映画は忠実に原作を再現しているんだろうけど、間延びしている感じがした。もっとタイトに編集して90分くらいにしたら、スピード感が出てもっとドキドキしたと思う。
最終段階のローラー作戦の捜査で、真犯人にたどり着くところでは興奮して震えた。
子供の事件は、親になりますます許せなくなったし、恐怖をあおられるけど、フィクションの中だけでもいいので、犯罪者に裁きが下ってほしいし、日本の警察力を何としても信じたいし応援したい。

それにしても、この映画の小沢征悦、すごいいい役。お笑い担当?すべてをかっさらっていく。最後の笑み怖い。スピンオフ作れそう。
芹沢由紀子

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