フリッツ・ラングによる「イントレランス」のような作品。
フリッツ・ラングの奥さんが脚本書いている。「メトロポリス」も奥さんだったのだが
かなりオカルト色の強い内容でラングが書き換えたとも聞く。
そういう点では、本作は、オカルトな内容だとひとり合点している作品ですね。
というのは、死神が出てきてまさに「第七の封印」のようにみんなが死神を認識しているという点ですね。
テア・フォン・ハルボウ(奥様)は、こういうの好きなんですね。だからなのかナチスに傾倒したのかもしれませんね。
そのあと三つの時代の死にまつわる恋人たちの話、バクダット、イタリア?、中国と「イントレランス」のように
巨大セットを作ってスペクタクルに見せてくれる。
そして最後は、愛のために死ぬという結末。
ドイツ時代のフリッツ・ラング映画のスペクタクルな感じは、最高ですね。