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キートンのセブン・チャンス/キートンの栃麺棒のYのレビュー・感想・評価

4.7
おもしろい!
一種のゾンビ映画のよう。
頭に何か布を乗せれば花嫁になれるのか。

三大喜劇王ともに、シャイで女性に対してもじもじする役柄が多い気が。かわいい。

そして足はやあ。バネがすごすぎる。スター状態の無敵マリオさながら。なんなら巨岩石のシーンは、テレビゲームみたい。
背骨とか尾骶骨とかヒビいってんじゃないか。

この時代のアメリカ女性の多分庶民から中流階級だと思うが、いろんな装束が見られて楽しかった。色も見られたらなあ。皆、サロンでは帽子をかぶってるのね。この時代の白黒に出てくる女性の髪型やメイクが似てる。フラッパーっていうのかな。悪く言えばブルゾンちえみ。

過去にトチるの語源を調べてたときに出てきた栃麺棒(栃麺をこねるときに使う棒)について、なんというテクニカルターム、普通に生活してて一生出会わない道具名だなと思っていたら、この作品の別邦題は『キートンの栃麺棒(うろたえあわてること、慌て者の意)』だそうで、うわー出会ってしまったと。栃麺ってどこで食べられるんだろう。普通の麺棒では栃麺をこねられない理由を知りたい。
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