Azuという名のブシェミ夫人

バーチュオシティのAzuという名のブシェミ夫人のレビュー・感想・評価

バーチュオシティ(1995年製作の映画)
2.1
増え続ける凶悪な犯罪への訓練として、アメリカ政府は新たな技術を開発。
過去の犯罪者達のデータを集約し、それをバーチャル・リアリティの世界で擬人化する事で、シミュレーションしてみるというものだった。
実験台として、元警察官だが今は服役中のパーカー(デンゼル・ワシントン)がシミュレーションを体験中。
そんなある日、犯罪者187人のデータを集約させたシド6.7(ラッセル・クロウ)が現実世界に逃げ出してしまう・・・。

盛大にやっちゃったね。
まだそこまで売れてなかったとは言え、デンゼル・ワシントンとラッセル・クロウを使ってこれとは・・・。
まぁ今だからこそ笑えてしまうってのもあるんだけど。
今や大物の二人が・・・っていう。

発想自体はすごく面白いと思うんですけどね。
『マトリックス』よりも前にこんなの思いついちゃって。
上手く展開していけば凄く面白かっただろうに、その思いつきだけで最後まで持っていこうとしちゃったらダメだ。

見どころはデンゼル・ワシントンのドレッドヘアと、ラッセル・クロウが必死にガラスを喰らうシーンです。
嘘です。そこじゃないです。
でも、そこ以外はあまり印象に残ってません。
とにかくラッセル・クロウがやたら楽しそうです、以上。