答えは自分の記憶のなかにヒントが隠されている。
世界的有名な番組(クイズ$ミリオネア)。
誰もが億万長者を夢見てこの番組に釘付けになっている。インドのスラム出身の孤児ジャマールが挑戦をしていた。彼はスラム街で育ち無学でありながらも次々とクイズの正解を導いてゆく。最終問題を前にジャマールは警察にインチキと疑われて逮捕される。警察からの尋問で彼の過去の出来事とクイズの問題がリンクしていることがわかる。ジャマールの壮絶な過去が明らかになってゆく。果たして彼はミリオネアになることができるだろうか。
スラムの負け犬から逆転人生へ。
スクラップの山で育ったジャマールは過酷な人生を過ごしていた。イスラム教の迫害により母を失って、悪い大人によって友は利用された。そんな環境でも彼らは強く生きた。自分たちでお金を稼ぎ知恵を得て大人になる頃には何不自由なく生活を送っていた。だが、優しかった兄が悪に手を染めるようになっていた。それでもジャマールは変わらなかった。生き別れになった愛する人を探すことを諦めなかった。人気番組のクイズミリオネアに出れば彼女も気づいてくれると思い出場した。クイズが得意でもない彼がここまで駒を進められたのには壮絶な過去がヒントになっていた。
日本でもお馴染みのクイズミリオネア。
みのもんたさんが司会を務め、私も小さい頃に見ていた記憶があります。4択のクイズを正解してゆくと大金が手に入るクイズ番組。みのもんたさんが司会を務め、茶の間を楽しませていた。誰もがクイズで大金が手に入ったならと夢を見ただろう。非現実的なものは人を虜にするだろう。宝くじやギャンブルもその一種だと思う。それのどれもが私とは無縁のものであまり共感は得られなかったこの作品。インドの青年が主人公でインド映画なのかなって思っていたけれど、イギリスの映画でした。けど、ラストでみんな踊り出してインド映画風にするんかいって思いました笑
