辛い人生でも、真っ直ぐに生きていればいつか、全てが報われると思える映画…いやそんな薄っぺらいものではない。
インドのスラム街で生きる子ども達の生活が過酷過ぎて、幸せボケしてる純日本人の私にとっては刺激が強過ぎた。
窃盗=悪、だけど、当事者の子供達は生きるために必死だということ。今でも少なからず、こういうことがどこかしらで起こってるということをこの映画に考えさせられた。
最後はハッピーエンドだけど、弟の知らないところで兄に起こっている結末に切なくなる。
兄の人生は幸せだったんだろうか。
主人公も、ヒロインも注目だけど、一番危うくて気になって仕方ないのは兄の存在だった。
構成や見せ方も本当に素晴らしくてポイント抑えられた映画!
それと同時に生き方や、人生や、世界で起こっていることについてもっと目を向けるべきだと考えさせられた映画だった。