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スラムドッグ$ミリオネアのKeNのレビュー・感想・評価

スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)
3.5
日本テレビ 映画天国の録画にて。初見。

ヴィカス・スワラップというインドの外交官が書いたデビュー小説『ぼくと1ルピーの神様』をダニー・ボイルが映画化したもの。
先週末に観た『英国総督 最後の家』に引き続き、インド絡みの作品。なるほど、こういう内容の作品だったのね。意外にも現代のインドの裏社会を描いた なかなかディープな作品だった。ダニー・ボイルが監督をやっているからか、インド版『トレインスポッティング』のようにも感じられる。カット割りや撮影手法はこちらの方が凝っているが。
この作品の主だった舞台となるクイズ番組は、元々 英国のITVで『Who Wants to Be a Millionaire?』という番組名で放送され、その後 100以上の国や地域で番組フォーマット権が販売・輸出された世界的に人気を博したクイズ番組のインド版。日本でもフジテレビが『クイズ$ミリオネア』の番組名で放映していたが、司会のみのもんたが大嫌いだったので私はあまり観た記憶がない。

インドは是非とも行ってみたい国のひとつだけど、経済成長著しい今でも この作品に描かれているようなどん底状態のスラム街は存在するのであろうか…? 多種多様な民族そして宗教が入り乱れる国 インドの世界は日本人の私からすると、摩訶不思議なイメージが強いが果たして…?
しかし、この物語はフィクションだけど、この物語の主人公たちのように過酷な環境を生き抜くストリート・チルドレンたちが世界各地に現実に存在することを想像するとなんか心が痛む。

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