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笑の大学のkuraのネタバレレビュー・内容・結末

笑の大学(2004年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

原作・脚本:三谷幸喜

昭和15年、国民の娯楽である演劇は規制され、警察で台本の検閲を受けなければ上演できない時代。

検閲官の向坂(役所広司)と喜劇作家の椿(稲垣吾郎)

劇中の殆どが、この2人の会話劇
絶妙な飴と鞭、緊張と緩和

余計な演出がなくシンプルだから、地味だからこそのよさ、面白さを魅せてくれます。

三谷幸喜さんの上手い脚本とワードセンス。役所広司さんは本当に引き出しの多い人ですね。

いい台詞が沢山ありすぎて書ききれないので自分の胸にしまっておきます。
(終盤に椿が胸の内を明かすシーンがあるのですが、そこに三谷幸喜さんの本音を見れた気がしてグッとくる)

ラストはホロリ。いい余韻が残ります。
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