これがロシヤだ/カメラを持った男に投稿された感想・評価 - 22ページ目

『これがロシヤだ/カメラを持った男』に投稿された感想・評価

ロシア革命から12年後のソ連の風景。ミミズのように蠕動する群衆、労働者、機械、カメラ、眼球。気持ち悪いほど美しく生き生きしている。
小イカ

小イカの感想・評価

4.5

運動イメージ(回転、上下左右の開閉、こする、水平運動などなど)の連関 上下運動=まばたき?カメラ=目?エレベーターが上下に動いて暗転するところと目の動きと風景を一カット毎に繋げて目まぐるしい視線の動…

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ぴ

ぴの感想・評価

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メタ加減により某カメラを持った男氏とそのクルーたちの汗くさいガッツが想像に難くない…そのうちカメラのレンズと眼差しが重なり、カメラを持った男の、男の部分が捨象されていく、都市そのものが有機的なひとつ…

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人々の日常生活を撮るところを撮った映画を観るという映画を観る私の日常生活

映像で言葉を紡ぎだそうとした男の記録。畳み掛けるように映像が押し寄せてくる、映画のヒエログリフ的性質の探求。
ひとつの生き物と化した大都市の姿に魅せられるばかり。映写室のシーン、静止している一枚一枚…

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湯呑

湯呑の感想・評価

4.4

神戸映画資料館にて、井上正昭氏の解説と共に。ジガ・ヴェルトフにとってのリアリティが、単に現実をカメラで写し取るだけではなく、作り手の意図に基づいた編集を施す事によって生み出される、あくまで映画的リア…

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主役はカメラとロシアの人々。映画館→早朝の眠った町→町と人が物凄いスピードで動き出す中盤→最後は映画館。
90年経った今当時のロシア文化に精通していなくてもほとんど理解ができる社会の出来事
随所に革新的な映像技術

サイレント映画の中ではかなり好み

カメラで撮っている人を撮るといったメタ的な視点や、線的な物語性のない断片的な映像など、映画の額縁的な機能を強く意識させられる作品だった

映像そのもの、映像を撮るということ、その映像を流すということ…

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街を行きかう人々、工場や電車など
人々の日常と様々な街並みや風景
音楽と動きが重なった瞬間がたまらなく
労働者の男性の姿や馬の映像と共に流れる音楽が好き。
ずっと観たいと思っていた作品
鑑賞できて嬉…

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