ピュンピュン丸

白と黒のピュンピュン丸のレビュー・感想・評価

白と黒(1963年製作の映画)
4.3
二転三転する、見応えある法廷ドラマ。仲代達矢の抑えた演技が印象的。小林桂樹演じる落合検事が、仲代達矢演じる浜野弁護士を、真綿で首を締めるように問い詰めていくシーンが、自分的にはヤマ。両俳優の一流の演技力のぶつかり合いがこの映画の見処。最後の病室での二人の語り合いも自分的には好きな場面だ。

ちまたに流れる植木等の歌が時代を感じさせる。

俳優陣の演技力は、本当に誰も彼も素晴らしい。そのなかに、演技に関しては素人の
松本清張氏と大宅壮一氏が出演。一見の価値あり。^ ^

とにかく自分好みの一作。