白と黒の作品情報・感想・評価

「白と黒」に投稿された感想・評価

早すぎた傑作と聞いて鑑賞。
確かにド級の演出と脚本で今の人なら凄く楽しめる。
見事にミスリードを繰り返し観る者を翻弄していく脚本も去る事ながら、的確で骨太な演技、そしてワイドレンズを使った立体感のある画作りが、また追い詰められた犯人の閉塞感と推理の迷宮に迷う主人公の苦悩を伝え、全ての要素が一つの主題に集約して行く凄さ。
堪能しました。
にけ

にけの感想・評価

3.3
スタイリッシュな仲代が観れる映画
二転三転する、見応えある法廷ドラマ。仲代達矢の抑えた演技が印象的。小林桂樹演じる落合検事が、仲代達矢演じる浜野弁護士を、真綿で首を締めるように問い詰めていくシーンが、自分的にはヤマ。両俳優の一流の演技力のぶつかり合いがこの映画の見処。最後の病室での二人の語り合いも自分的には好きな場面だ。

ちまたに流れる植木等の歌が時代を感じさせる。

俳優陣の演技力は、本当に誰も彼も素晴らしい。そのなかに、演技に関しては素人の
松本清張氏と大宅壮一氏が出演。一見の価値あり。^ ^

とにかく自分好みの一作。
良心とは、真実とは

なんか随分放置してしまったレビューですみません。

本作は小林桂樹演じる検事が、とある殺人事件の捜査を通じて本当の良心を追求していく重厚なサスペンス。

犯行をついに自供、またそこからのドンデン返しをみせた仲代達矢がすごーい存在感。小林桂樹の持病ネタ(痔もち)もなぜかほっこり。

でも、手に汗握るサスペンス、そして考えさせられるラスト。正義ってなんでしょね...

特別出演で大宅壮一と松本清張がいるのがチャームポイントな作品でした。

余韻がすごい作品で、レビューしきれない熱量を帯びてました。
shibamike

shibamikeの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

これは凄い!驚いた!

最近、どこでどんな映画を観ていても必ずどこかでウトウトしてしまうスヤ三毛なのですが、本作も序盤にウトウトと来て寝落ちしそうになるも、中盤からは極上サスペンスのしし座流星群の連続で、あっという間に目が覚めた。サンキュー橋本忍ぅ。


死刑廃止論者である宗方弁護士(千田是也)の奥君(淡島千景)が浜野(仲代達矢)に紐で首を絞められるショッキングなシーンから映画は幕を開ける。浜野は宗方弁護士の弟子みたいなもので自身も弁護士なのであるが、宗方夫人と不倫関係にあって、痴情のもつれで思わず首を締めてしまったのであった。

ぐったりした宗方夫人を部屋に置き去りにして、その場を飛び出す浜野。その後、夫人の遺体が家政婦(菅井きん)によって発見され、事件が明るみに出る。宗方弁護士の関係者として、刑事から尋問を受ける浜野。
「何時に何していた?」と尋問される内に汗が滝のように流れ出し、震え出す浜野。
「もうこれまでか…!」と浜野が観念しかけたその時、とんでもない一報が刑事達に伝わる。
「刑事!殺しのホシが捕まりましたぁあっ!」
驚いた刑事達は浜野をほったらかしにして一目散に真犯人なるホシの元へ立ち去ってしまった。誰よりも一番驚いたのは浜野である。
浜野「殺しの真犯人…?」

で、真犯人と名乗る男と浜野の心の葛藤が見応えたっぷりに描かれるのであるが、自分は大満足でした。
とにかく淡島千景ちゃんが本当に可哀想で気の毒でした。

柴三毛 心の一句
「清張が 特別出演 していたよ」
(季語:清張→砂の器→もろい→雪→冬)
一

一の感想・評価

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仲代達矢がいきなり淡島千景を締め殺すシーンに始まり、憎たらしい井川比佐志のウソ回想も含めて、ミスリードを誘いまくる橋本忍のあざとい脚本で見事にツイストするミステリー。面白いです。
酒場で、仲代達矢と小林桂樹の会話が白熱していくシーンの凄み。容赦無く会話に被さる女性ボーカルの音楽がボルテージを最高に上げてくる。『他人の顔』のワルツのシーンかよ…武満徹半端ない。
よくできたサスペンス。ビターな終わり方も好み。仲代達矢の左の目元に北斗七星のような並びのほくろがあるのを発見。
tristana

tristanaの感想・評価

4.0
びっくりするほどピンと来ない。松本清張(特別出演)が足りない。だいたいこんなクラい弁護士いるか?情痴犯罪もので肝心の情痴場面の回想をクライマックスに持ってこない時点で0点。おい橋本忍、「硬派」か?
へい

へいの感想・評価

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真実を捕まえたと思ったら、どうも怪しくて、また真実を捕まえたと思ったら違い。
ラストのシーンの虚しさ。

昔の俳優がめちゃくちゃ不細工でびっくりした。強盗役の顔がもう完全に強盗したことあるような顔。
仲代さんだけがクソかっこいい。手を震えさせて、いつもビクビクしてる緊張感が凄い。
黒縁メガネがあれだけ似合う俳優がいるのか。
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