ろ

忠臣蔵のろのレビュー・感想・評価

忠臣蔵(1958年製作の映画)
4.6


きょうは討ち入りの日ですね~!
この時季になると必ずソワソワし出す母(笑)今年も一週間前から「忠臣蔵」フィーバー!
ということで、今年はわたしも便乗です!

話自体はもちろんおもしろいのですが、なによりキャストがめっちゃ豪華・・・大映スター大集合やん・・・と1シーン1シーン食い気味に(笑)「内蔵助の息子、ヒロ兄やん!(←川口浩さんのこと)」「待って、ちーちゃん出てるやん!(←淡島千景さんのこと)」「ここでミッチーか~!!(←木暮実千代さんのこと)」そして吉良ジュニアを演じる英二さんの登場に、椅子にも座らずテレビの前で仁王立ち(笑)セリフなんてもう聞こえません(笑)ちょっとは落ち着いて観られへんのか(笑)


赤穂藩主・浅野さんはパワハラ上司・吉良さんに田舎侍とバカにされ いびられる日々。
ついに松の廊下で怒りは頂点に達し・・・。
切腹させられた浅野さんの仇討をすべく、大石内蔵助はじめ家臣たちは計画を立てはじめるが・・・。


内蔵助が家族と離別する場面。
「仇討しないのか」と尋ねる母に、酔っぱらった振りをする内蔵助。
壺を投げられ、白い碁石がバッと散らばります。
しかし翌朝、位牌の裏を見るとそこには・・・。

そしていよいよ江戸入りする場面。
他人の名を語り宿へ向かうと、そこに本人がやってきてしまう。
襖の後ろで刀を構える家臣たち。
窮地に立たされた内蔵助は・・・。
「落ちぶれた者には人の情けが有難い」
鴈治郎さん演じる大名の粋な計らいに胸が熱くなります。


息子が仇討を遂げたと知り、銭湯から急いで出てくるおやじさん。
飲んだくれの弟が兄に託した印籠。
四十七士それぞれのエピソード、もっと観たくなりました!
ろ