JTKの映画メモ

しゃべれども しゃべれどものJTKの映画メモのレビュー・感想・評価

3.5
国分太一さんが地元名古屋で「タイチサン」って番組やってて、その中の「こくぶんフレンズ」という自ら街に繰り出し様々なジャンルで頑張ってる人を紹介するコーナーがあり、今回は名駅裏のミニシアター「シネマスコーレ」の支配人と会って色々会話していた中で、支配人が「2007年のベスト映画は"しゃべれどもしゃべれども"なんですよ」ってお世辞言ってるの見て、急遽観たくなった。
また、わしが今週初めて生で落語を観たってのもあったりして。

肝心の国分太一の落語がイマイチだとか、それぞれキャラ造型浅めだとか、突っ込みどころは多いが、国分太一に親近感あるし落語頑張ったなというのはわかるし、八千草薫や松重豊などキャスティングもいいし、香里奈綺麗だし、ベタだけどハートウォームな人情青春ストーリーとして、なかなか良かったよ。

子役抜群によくて、どっかで見たことあるなと思ったら、今も成長して青年としてあちこちでよー見かけるわ。
香里奈は、ずっとぶっきら棒で膨れっ面な役柄で、だからこそラストの笑顔がめちゃクソ良かったんだけど、あのぶっきら棒な感じが演技なら凄いけど、素なら殺人的な下手さだな。まあいいや綺麗だから。
八千草薫いいな。「ガス人間第1号」また観たくなってきた。