蛇喰バニラ

銀河鉄道999 ガラスのクレアの蛇喰バニラのネタバレレビュー・内容・結末

3.2

このレビューはネタバレを含みます

『銀河鉄道999』の中でも屈指の人気エピソード、ガラスのクレアの劇場版です。
劇場版1作目と2作目の間に、当時の『東映まんがまつり』のうちの1本として公開されたらしいです。
でもバニラが知ったのはずっと経ってから。
DVD化されてないし、アマプラにも劇場版1、2、3作目とあるのに今作だけは無いから見られへんと思って諦めてた。
そしたら普通にYouTubeにあるやん(笑)

劇場版1作目と2作目は原作の設定を一部変更した完全新作やったけど、これはTV版のまんまやった。
OPもEDもTV版の曲やったし。

銀河鉄道999で機械の身体をタダでくれる星を目指して旅する星野鉄郎とメーテルが、食堂車で新人ウエイトレスのクレアと出会う。
クレアの母親が見栄っ張りで他の人と違う、美しい身体に娘をしたくてクリスタルガラス製の身体にしたんやけど、本人は光も影も、全て通してしまうガラスの身体が大っ嫌い。
ウエイトレスとして働いて、お金を貯めて、自身の生身の身体を買い戻すのが夢。
鉄郎とクレアは仲良くなるんだけど…。
幻覚のガイコツから鉄郎を守るために、ガイコツと共に砕け散ってただのガラス片になっちゃうクレアを、車掌さんは捨ててしまう。
死んでしまったら宇宙葬にするのが銀河鉄道の規則。
旅する人、銀河鉄道のスタッフにとって銀河鉄道の規則は絶対。
通路に一欠片残されてたクレアの破片は、今まで見たどんな涙より悲しそうな涙の形をしていた…で、おわり。

鉄郎って、松本零士のマンガ独特のブサイクなんやけど、勇敢で優しいからみんなから好かれる。
連載マンガの中でも何度旅を止めて一緒に暮らそうと女性キャラから言われることか(笑)
めちゃくちゃ羨ましい!(笑)

クレアってガラスの身体の美しさを魅せるために、常にすっぽんぽん。
ツルツルで穴は無いけど、抜群のスタイルは妙に艶かしい。
クレアのおっぱい揉んでみたい(笑)

TV版でも当然アニメ化されてるけど、それをそのまま上映したんやなく、新たにアニメ化したらしいけど、オリジナルのTV版がどんなんやったか覚えてないし比べられへん。
でも本編約12分やから、長さ的にはTV版とほぼ同じ?
それでもわざわざリメイクするんやから、このエピソードの人気が良く分かる。
蛇喰バニラ

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