バルスーズの作品情報・感想・評価

「バルスーズ」に投稿された感想・評価

marmelo

marmeloの感想・評価

3.0
ジェラール・ドパルデューとパトリック・ドベールの自由奔放な放浪物語。もう本能のなすがままのダメ人間、されど人間。人間模様はどこにでもあるのだ。2人に翻弄されるジャンヌ・モローがこれまた大変なことに…。
自由で変態なロードムービー。好き。
Moeka

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3.5
あっち行ってセックス、暴行、盗み、殺人騒ぎ、んでまたセックス...と道徳も何もあったもんじゃない男2人のはちゃめちゃロードムービー。そんな中で2人のある意味アイドル的存在を演じるミュウ・ミュウが妹、娘、母親と沢山の女性の魅力を持っていて素晴らしい。大女優ジャンヌ・モローとイザベル・ユペールも(こんな作品でもと言っては失礼だが)少しいい話に見えてくるぐらいの圧巻の存在感と演技力があった。ヌーヴェルバーグに翳りがみえたこの頃このくらいぶっ飛んだ話、刹那的で憎めない物語は彗星のようだったに違いない。
タニー

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5.0
破天荒で下品な男性二人組。
見始めは「ひどい二人組!」って思ったけど、何故かだんだん憎めない二人組に変わってた!!
やってる事は悪い事だけど、結果強制的じゃないからかな?
そしてお揃いのファッションもいいね!題名の隠語にも関係あるのかな?

そしてもう1人の女性。始めはこの二人組からひどい仕打ちを受けてたけど、色々あって気の合う3人組に。何だか微笑ましい♪

無修正版とかあらすじみると、いやらしい感じだけど、あっけらかんとしてて全然そんな事なくて、洒落てて大好きな映画が1本増えた。
モラルの欠片もない若者の暴走行脚を描いたロードムービー。オフビート系の青春映画。カート・コバーン風出で立ちのジェラール・ドパルデューとパトリック・ドヴェールの主役コンビと、それを取り巻く豪華女優が大胆不敵に脱ぎまくる!運転席からのフラフラした景色が見せる今にも事故りそうな予感がいい。
2018.6.2 DVD(字幕)
イザベル・ユペール初期出演作だから観たのだが、不良青年2人の悪事の数々を描いたバディ・ムービーだった。

レンタルしてきたのは『バルスーズ【無修正完全版】』だったので、ヘアのボカシは無かったものの、如何せん映画自体がイマイチで、よくジャンヌ・モローまで出演したものだ、という驚き!

物語は、ゴロツキ男2人(ジェラール・ドパルデュー、パトリック・ドベールの二人)が次々と車を盗み、自転車も盗み、スケコマシ、…とトンデモナイ男たち。
列車の中で赤ちゃんに乳を飲ませている女性を見れば、「母乳を飲ませろ」と迫る。

2人でドライブしていたゴロツキは、刑務所から出て来た女はいくらでもデキるのではないかと考え、刑務所の出口で待っていると、出て来た女性はジャンヌ・モロー。
しかし、男の一人が「(年増だけど)美人だ!」と優しく接する。
男2人と一夜を明かしたジャンヌ・モロー、朝起きると下着姿だが、腋毛がボーボー。恐らく、囚人だったことをリアルに演じるためだと思うがビックリ。

その後、いろいろあって、イザベル・ユペールも少女役で出てくる。若い!
現在あの大女優が陰毛を2人の男になめさせたり……とトンデモナイ役柄。これまた驚き!
郁世

郁世の感想・評価

3.3
劇場版予告笑える

睾丸みたいに常に一緒な男達と不感症の女の話笑
前半かったるいけど、後半から面白い!!
otom

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5.0
最高な一本。若い頃のジェラール・ドパルデューと股間を銃で撃たれた男のクズ2人組の自堕落な旅。そんな奴らと旅を共にするある意味、癒しの存在でもある不感症女ミュウ=ミュウが異常に可愛い。途中で登場のジャンヌ•モローは安定のマモーっぷり。そして初々しいイザベル•ユペールと出てくる女性がとにかくDQNの餌食となる訳だが、こいつらが女達にもたらす不思議な幸福感は何故だかやたらと自由ってものを感じる。そして限りなく因果応報が控えてそうなラストも素晴らしい。サントラも良かった。傑作。
紫色部

紫色部の感想・評価

3.0
2018.1.25 DVD

前半部はなんだかなぁ、って感じだったが、ミュウ=ミュウが美容室でブチ切れる辺りから逆輸入されたロマンポルノ感が出てきて加速度的に面白くなってくる。睾丸2人が転げ回る砂丘や、ジャンヌ・モローを追いかけていくシーンに映る煙突などにおけるアントニオーニ・オマージュは楽しいし、車に男性性/トンネルに女性性を帯びさせている感じとか、ラスト間近に急カーブを曲がるシーンをちゃんと挿入していたりするのも好き。
明日12月27日はフランスが生んだ名優ジェラール・ドパルデューの69歳のお誕生日です。
おめでとう!

当時まだ25歳の新人俳優だったドパルデューが、一躍スターダムへと駆け上がるきっかけになった青春オフビートの傑作『バルスーズ』

フランス発祥のムーヴメント"ヌーヴェルヴァーグ"にもいよいよ翳りが見えた矢先、
ドパルデュー&パトリック・ドヴェールのごろつきコンビが本能の赴くままに奔走しまくるロードムービーが突如投下され、本国はおろか世界中でも大ヒットを記録。

その若さ故(?)の無軌道ぶり・不道徳ぶりを物ともせず、痴情に走り、窃盗に走り、婦人に悪戯し、とにかくセックスし、
盗んだ車で走り出し、盗んだバイクで走り出し、盗んだ自転車で走り出し、またまた盗んだ車で走り出し、列車に飛び乗り、己の足でも全速力疾走!

彼らは一体何を求め、そしてどこに行き着くのか!?
そんな答え無き答えなんざ金玉の中にグイッと押し込んで、ただ思うがままに突き進む無頼エネルギー!

故ドヴェールの伴侶でもあったミウ=ミウは見事な脱ぎっぷりを披露して不感症のサセ子を印象的に演じ、
うら若きイザベル・ユペール嬢が16歳のバージン卒業少女役をこなし、
『禁じられた遊び』の大女優ブリジット・フォッセーは車両内で二人にこねくり回され、
同じく大女優ジャンヌ・モロー様も麗しきオバハンの貫禄と圧巻の艶やかさで3Pをやってのける。

くだらない話の羅列だけで構成された本作はまさしくパルプフィクション(同じく「くだらない話」の意)のずっと先を行ってたし、
同時期にリヴェットが送り出した『セリーヌとジュリーは舟でゆく』の女子版バディものとか、
後年のイギリスでは『ウィズネイルと僕』とかドイツでは『ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア』とか素晴らしきボングラ映画が誕生したけど、
やっぱり『バルスーズ』には唯一無二のオリジナリティというか、くだらなさの中にとんでもない愛しさと魅力が詰まっているのです。
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