原子爆弾を初めて見た。
鳥肌が立った。
素材のほとんどはアメリカ公報フィルム。原爆を肯定的に捉えたアメリカのプロパガンダ映像をまとめたドキュメンタリー。
「ピカッと来たら？」
「サッと隠れる！」←うずくまったり、布や机の下に隠れる人たち
そんなことで原爆から身を守れないのは今となっては常識だしアメリカ政府も知っていたけど、国民にはこれが正しい対処法だといっていたようですね。情報操作は本当に怖い。
ニューメキシコ州の原爆実験、広島長崎、ビキニ環礁、第五福竜丸、反共プロパガンダなどなど。キノコ雲がたくさん出てくるので視聴注意。
アメリカの原爆投下は、日本を降伏させるためではなく、莫大な予算をかけて開発した大量殺戮兵器の実験をしたかったからというのがよくわかる映像がたくさん出てくる。
アメリカで公開の1年後に日本でも公開。その流れで1980年代「音楽を通じて反核・脱原発を訴えていく」アトミック・カフェ・フェスティバルが日本で起こり、第一回目の日比谷野音でのライブでは、尾崎豊が7メートルの照明から飛び降りて骨折したことが有名。
