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鶴八鶴次郎のmfのレビュー・感想・評価

鶴八鶴次郎(1938年製作の映画)
3.5
名を馳せた真打の女鶴八と男鶴次郎。二人はいつも男女の意地の張り合い、喧嘩ばかりしているが実は互いを想う中であった。ある日先代からの後援者に嫁に来ないかと誘われたと鶴八が鶴次郎に打ち明けると、今までの想いを鶴次郎は鶴八に伝え、二人は恋仲になる。鶴次郎は鶴八にその後援者にはもう会わないでくれというも、二人が建てようとしていた寄席のお金を、実は後援者が工面してくれていたという事実を鶴次郎は知ってしまう。会わないどころか金を貸してくれていたという事実に鶴次郎は怒り、結局鶴八とは離縁、鶴八は別で籍を入れてしまう。その後鶴次郎は人間としても芸としても落ちぶれるが2年後、かつて名を馳せた鶴八鶴次郎の名で名人会に出ることになる。鶴八は嫁に行ってしまったがまた芸の道に戻ってきたことに、夫と離縁してでも続けたいというも鶴次郎は、鶴八を思い、芸の道には戻ってこれないように、お前の芸ではもう舞台には上がれないと優しい嘘をつき、結局二人は別れてしまう。

そこで終わるんかーいという感じだった。笑
なんだか鶴次郎は無駄な意地を張り、自分をみているようですた。気の利いたセリフが素敵だったなー。
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