Masato

インタビュー・ウィズ・ヴァンパイアのMasatoのレビュー・感想・評価

3.8

タイトルからしてなんかコメディ?モキュメンタリータイプのなんか変な映画?とかかと想像して回避してたけど、デッドプール2の予習のために鑑賞

脚本のアンライスが自身の著作本を脚色したとのことで、非常に文学的なストーリーで、ブラピの回想型モノローグがより文学らしい。
現実世界に「ヴァンパイア」がいるとしたら、どういう生活をしていたのか。を結構リアルに描いていて、1人のヴァンパイアを通して生涯を語っていく。カルトといえばカルトな映画。

トムクルーズとブラピのすごいブロマンスな感じから、ちょっとゲイカップルのメタファー?みたいなことも感じ取られたし、この映画のヴァンパイアの生活様式からして、マフィアと似て非なるような部分も多く、それもある意味メタファーみたいになっているのかなと感じた。
と言うと、
・ヴァンパイアは日の目を見ることはできない=マフィアも日の目を見られるような生業をしていない。
・西欧が源流で、のちにアメリカ大陸に渡ってきたという設定=イタリアンマフィアの歴史と似ている。
・劇場を営む裏で生活しているというのも、マフィアがレストランを営む裏でこっそりと活動しているという図式にも似ている。
・マフィアやヤクザにおける同胞の盃についても、血を飲むことで同胞となるというところも似ている。
と共通している部分が多い。だからこそ、よりリアリティがあるし、面白い。

ストーリーに関して、ヴァンパイアきなったがゆえに葛藤する様は描かれるが、もっと人間との対比を強く描写して悲しさをだして欲しいところだ。それに、前半はすごく良かったものの、後半あたりの展開が失速はせずとも雑な作りに感じてしまったところが残念。

吸血するところとか、ところどころ官能的になるところがあって、トムとブラピの相手役の人は噛まれて満更でもなさそうにしか見えない…。この2人なら自分も一回だけ首筋あたり噛まれたい。この2人のカップルがラジー賞を取ったとのことだが、それは皮肉なのか?嫉妬なのか?。美しすぎて女性たちが興奮する様に発狂してしまったのだろうか…
キルスティンダンストは子どもなのに芸達者。やっぱりいい俳優さんだ。


主観的評価 38点
客観的評価 38点
76点