たろす

インタビュー・ウィズ・ヴァンパイアのたろすのレビュー・感想・評価

3.5
トムクルーズが耽美過ぎて溜め息が出る。ずっとレスタトを眺めていたかった。それほどまでに、強烈な美でした。

作中ではレスタト含む全ての登場人物がブラピ演じるルイに惹かれていくが、視聴者はレスタトに心奪われていってしまうのではないでしょうか?彼になら噛まれても良い、そう思ってしまうほどに。

話としては、ルイの人として生を終え、ヴァンパイアとして目覚めた時からの彼の半生をインタビューするというもの。如何にして苦悩し、今日まで生きてきたか。最愛の妻を亡くし、生みの親を殺し、愛娘を助けることも出来ず、ただただ孤独に過ごしてきた人生を静かに語る。その憂いがルイに美しさを与え、人々を魅了していく。

単調ではありますが、ヴァンパイア側からみた世界を堪能できてとてもよかった。なにより怪しく、美しく、みていてうっとりしました。
が、終盤訪れる突然のグロにはご注意を(笑)
たろす

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