こぅ

悪魔の人形のこぅのレビュー・感想・評価

悪魔の人形(1936年製作の映画)
3.9
【フリークス】のトッド・ブラウニングス監督(初鑑賞)による、
【サスペンス・ホラー】いや、タイトルに反し、ホラーに括るよりも、寧ろマッドサイエンス物〜復讐劇〜ヒューマン・ドラマに転じる 一粒で三度美味しい⁉︎ 異色作(3人のライターが其々1パート毎担当したのかしら⁉︎)。

序盤から ワンコ がぎょうさん出迎えする〜何故ならば、、

【ある実験】には使われるが、動物ファン安心、惨い事は一切起こらない。

やがて、最終目的の人間にも、、

この実験も、所謂【サノス的】で、私利私欲が目的では無く、人類の【◯◯難】の存亡かけた解決策⁉︎として。

結局、その目的もマッドサイエンティストが呆気なく亡くなった為、、

亡き後、マッドサイエンティスト未亡人と、友人に託される事になるが、、

誰が何を目的というのがハッキリした、展開も潔く纏めた観やすい脚本。

ライオネル・バリモアの変装怪演も見処。

巨大セットを使った⁉︎◯人を【◯◯操作】した犯行は、怖いよりどこか可愛らしい。

特撮の出来映えが当時として良い。

安易で呆気ない復讐劇クライマックス決着と思いきや、、

真クライマックス〜締めは、【離れ技】で◯◯のヒューマン・ドラマに着地させた。
そして上手く話すり替えたやり取りが効果を上げ、じんわりと、顔で笑って心で泣く去り方(愛)が素敵過ぎ。
こぅ

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