さっ

悪魔の人形のさっのレビュー・感想・評価

悪魔の人形(1936年製作の映画)
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アトラクションに特化した映画かと思ったらなんか良い話だった。ライオネル・バリモアは復讐のため裏声で老婆に化け続ける(楽しそう)という変人ぶりを示す一方で、罪を告白しさえすれば仇を赦すし、何といっても優しい父親すぎる。エッフェル塔の展望台→エレベーターラストめっちゃ良いやんけ。肝心の「人形」は心霊じゃなくてSF(雑だけど)だったのが意外。巨大セットは小美人の先駆け。最初の犬の合成はずっこけたが、ベッドの柵をつたって行く女のショットで、本人は合成なのに彼女の小さな影が壁に落ちてる丁寧さにちょっと感動。バリモアじゃなくて未亡人の方がマッド。爆発で全部闇に葬られる潔さ!
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