ふっくー

ハロウィンII/ブギーマンのふっくーのレビュー・感想・評価

ハロウィンII/ブギーマン(1981年製作の映画)
3.7
6歳のハロウィンの晩、姉を殺したマイケル・マイヤーズ。15年後に精神病院を脱走した彼は、3人の若者を殺害。女子高生のローリーを襲い、6発の銃弾を浴びて夜の闇に消えた。。。。
誰も彼を殺せない!不死身の殺人鬼ブギーマン完全復活!!

1978年に公開されたジョン・カーペンター監督のスラッシャー映画の名作「ハロウィン」の続編です。
今作は前作のラストシーンの直後から物語が始まり、マイケルに襲われ重傷を負ったローリーが病院に運ばれ、その病院で死んだはずのマイケルに再び命を狙われます。

今作を観て確信したのはマイケル・マイヤーズは確実に人じゃありませんね笑笑。
マグナムを何発も撃ち込まれても死にません!!!!
今作は殺害シーンも多彩になり、熱湯風呂で顔を沈ませて、顔面の皮が剥がれおちたり、眼球に注射器を指して殺害したりと、当時にしてはなかなかショッキングなスラッシャー描写が増えました。ガラスの扉を普通に前進して割って入ってくるところは笑える。

何度やられても立ち上がる不死身のブギーマンことマイケル・マイヤーズの絶対に走らずに追いかけてきたり、物陰から覗くストーキング行為など、不気味さマックスなのに、
イチャイチャカップルを袋叩きにする13日の金曜日のジェイソン・ボーヒーズや、夢の中に引きづりこんでペラペラ喋って、ダサいクリスマスセーターを着るエルム街のフレディ、どこか愛着のあるソーヤー家のチェンソー男レザーフェイスと比べると、全く派手さがないんですよね。そこがまた良い!!!
マイケル・マイヤーズはホラー映画界のスーパースターであることは間違いない。

今ではなかなか手に入らず、ましてやレンタルショップでもレンタル扱いが少なくなってきているオリジナル版。
「ハロウィン」「ハロウィン2」の廃盤Blu-rayは私のホラー映画コレクションの一番の宝物です笑。
ふっくー

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