ハイブリッド種を開発した研究機関。
そこで産まれたのがモーガンという人間の製品。
だがモーガンは研究所の人間を何人も殺害する事例を起こし、危機管理会社の訪問を受けることに。
監督のルーク・スコットはリドリー・スコットの息子。
でもSFの分野で挑戦するには少し荷が重すぎだ様で、モーガンの苦悩など心情的なものはさておき、アクションやサスペンスの方に比重が置かれている作り。
これがどうにも歪で、もっと面白くなるはずの素材が潰された格好。
アクションにしても何か特筆すべきものはないしで、まあラストに調査員がなぜあんなに強いのかが明かされるわけだが、それも随分サラッと切り上げる。
偉大な親が監督なので、今後それに追随できるのかどうか。