このレビューはネタバレを含みます
正直に言えば舞台や設定はありふれているし、美術も既視感が拭えず序盤を見た感想は劣化エクスマキナ以外の感想が浮かばなかったが
あるターニングポイントを迎え登場人物達がモーガンに対するふわふわとした中途半端な愛護心が仇となるシーン以降一変してモーガンと立場が逆になる皮肉なプロットはとても良かった
良かれと思ってやっていたことが結局ペットの範疇を出ておらず最後に銃口を向ける偽善もまた良い味を出していたエミリーのキャラクターが見事
殺す生かすも自分で作っといて何様だよと思っていたのでモーガンに逆に同じことをやられるというユーモアが痛快
あとリー役の人が可愛い、これにつきます