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仮面/ペルソナのmeiのレビュー・感想・評価

仮面/ペルソナ(1967年製作の映画)
3.6
\\20世紀最大の巨匠にリベンジ!! //

前回『野いちご』では気合を入れすぎて空回りしたので、今度は軽〜い気持ち(のつもり)でリベンジです。

高得点をつけたかった。
付ける理由も見つけた。
けど自分に嘘はつきたくない。
私、これそんな好きじゃない!←正直


結局好みじゃないみたいです、、
でも今回はベルイマンが【北欧映画界の至宝】【20世紀最大の巨匠】と称される理由は分かりました。

まず冒頭から胸がざわつきます。
まるで人間が潜在的に嫌がるものを詰め込んだようなOP映像。不吉な予感がぷんぷんします。

言葉を発しなくなった女優と自身の心にも色んなものを抱えている看護師が同じ時を過ごしていくのですが、話が進むに連れてなんだか不思議な感覚になっていきます。

ほぼ看護師の一人語りなのに、、。

これってドッペルゲンガー(分身)のお話だそうですね。最初は女優と看護師の立場が実は逆なのかもと思いなが観ていたのですが、本当はどちらかが存在してなかったのかな。

わかるけど、わからない。
この作品を観た人と語り合いたくなります。
好きとか嫌いとかっていう映画でもないのかもね。


ボケーっと見るというよりは映像やセリフにどういう意味があるのか考えながら観るタイプの映画が好きな人にはおすすめです\(^o^)/
mei

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