ゆきやんまる

仮面/ペルソナのゆきやんまるのレビュー・感想・評価

仮面/ペルソナ(1967年製作の映画)
4.3
冒頭、空条承太郎並みのモンタージュラッシュで頭おかしくなるかと思った。

フィルムが途中で燃える、顔が合成される描写は大胆。

終わった後にモンタージュだけ見返した。
写ったペニスはリビドー、コメディ調のドラキュラとか骸骨が出るサイレント映画は恐怖?手に打ち付ける釘は罪(キリストの磔)ぼやけた女性像に触る子供は疎遠にさせた(堕胎した)息子、と置き換えることが出来るかもしれないし全く的外れかもしれない。


屠殺した羊、クモ、フィルムアニメーション、寝てるジジイとババアあたりは意味不明。後途中で出てくるWW2のゲットーの写真はなんだ。誰か教えてくれ。

追記:屠殺した羊→キリスト教的世界観における生贄
フィルムアニメーション→女性が海だか湖だかで胸に水をかけている→これも性、セックスに関する描写