「仮面/ペルソナ」に投稿された感想・レビュー

ユタ
ユタの感想・レビュー
2016/07/09
4.0

このレビューはネタバレを含みます

TSUTAYAの発掘良品にて。

失語症になった女優と看護師が療養の為共同生活を始めるが‥という話。

あんな状況じゃ、そら逆転移が起こるに決まってると思ったけど、作り手からすればそんな所はどうでもよく、抽象的な精神世界を描くことにフォーカスしたかったのだろうと思う。設定は今から考えると飲み込みづらいけど、テーマは現代においても通じるもの。


人は誰しも、何かを演じて生きている。
職場での自分、友達といるときの自分、恋人といるときの自分、家族といるときの自分、一人きりのときの自分。

自らを偽り仮面をかぶることに対する葛藤や苦悩を、女優と看護師の関係性・互いの人格が侵食しあい、せめぎ合う過程を描きながら浮かび上がらせていく。

また、この作品は当時のベルイマンの心境も重ねられているのだという評を見て味わいが増した。
mmmpp
mmmppの感想・レビュー
2017/03/11
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記録
けんた
けんたの感想・レビュー
2017/03/11
5.0
『夏の遊び』が大して面白くなく、疎遠状態だったベルイマンだが、見くびっていたかもしれない。
ぼく
ぼくの感想・レビュー
2017/03/10
4.6
ベルイマン作品3つ目の鑑賞です。
映写機や男性器、クモや羊などの象徴的なパーツで構成されたモンタージュ映像のオープニングは、映画史指折りの迫力でした!

ストーリーは胃もたれ間違い無しの難解さですが、視覚的な楽しさ、すなわち光と陰で分断されたシルエットの造形美と陰影の畏怖、さしずめ映画が色彩を得る代わりに失ったものを顕著に感じられると思います!

本作のエンディングは解釈の余地がたっぷりで、鑑賞後じっくり考えるのが楽しいと思います。正直、エリサベットから分離したアルマとその統合と短絡的に考えるのは迂闊かなあと思いますが、それしか無いすよね。どうも2人の人間は存在しているように思えるのでやきもきします笑

また、誰かに話すというより1人で喋っているように見える写し方が素敵だなあと感じますし、本作で何度も示唆された”演技とウソ”を踏襲しているような気がします。

先述の映写機や男性器、おぼろげな女性と醜い子ども、ホロコーストや僧の焼身自殺など象徴的なものを意識しながら観るとワクワクすると思います。精神分析と絡みはとても気になります

画面がうるさい”叫びとささやき”よりも観やすいですが、本作は鑑賞後、奥歯に物が挟まったような消化不良にムラムラします笑
haru
haruの感想・レビュー
2017/03/07
4.7
人の心は難しい。
後半は少しばかり追いつけなかった。

崩れていく2人の関係性。
言葉を閉じ込めてしまいたくなるの、ほんの少し理解できる気がする。


こんな映画が撮りたい。
natsu
natsuの感想・レビュー
2017/03/06
4.8
すごく美しいものを見た!

まだベルイマン3作目だけど、3作とも違う世界観。
豪華絢爛な世界、田舎の森の中や小屋、そして今回の精神病院と静かな海辺。

今作は、画の中に全く無駄がない、怖いくらいすっきりした世界だった。

見てる時は、感情がいまいちよくわからないモヤモヤを抱きながら見ていたけど、
これは理解するものではないという決断を下しました。

一言で言うなら、
静寂な世界で起こる壮大な物語。
(意味わからん)


オープニングがかなり好き。センスは技術を超えるな。
Kazuki
Kazukiの感想・レビュー
2017/03/06
5.0
すごい。傑作感しかない。終始、緊張感がやまない。きわめて精神分析的で、さまざまな解釈の可能性にひらかれている作品だと思うが、鑑賞直後のこの得体の知れないズタボロ感を大切にしたいと思う。

作品のなかのあらゆることが意味深で、言葉にひらかれているのだけど、にもかかわらず言葉を失うほどの凝縮された美。ヤバい。
creamymami
creamymamiの感想・レビュー
2017/02/28
1.5
映画人なら避けては通れない必修科目。多くの映画監督がお手本にしたベルイマンの最高傑作。「もう一度観ろ」と言われたら私は恐らくすぐには返事ができないだろう。出来ればもう二度と観たくない。
kedama
kedamaの感想・レビュー
2017/02/22
5.0

このレビューはネタバレを含みます

2回目。
焦点を当てたのは、どちらが存在するのか。
まぁ、結局わからなかったんだけど。笑
アルマが存在するのかなと思っていたけど、色々な解釈を見ると逆な気がしてきた。
これはもう1回コース。

ただ相変わらず映像は綺麗すぎて、全然飽きはこない。
Cocoa
Cocoaの感想・レビュー
2017/02/20
3.0
突然喋らなくなった女優と、その面倒をみることになった看護婦。介抱する側とされる側だったはずが、だんだんおかしな展開に...。
看護婦がまあセンチメンタルで、そこまでプライベートにしなくても...と思ったけど、映画のミソはそこなのかしら。まあ答えは無いです、
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