仮面/ペルソナの作品情報・感想・評価

「仮面/ペルソナ」に投稿された感想・評価

マミコ

マミコの感想・評価

4.5
前にみてたね
見えるものと観えないもの、分身
社会と向き合っていると自分というものがどんな形をしていて、どこにあったのかも分からなくなる。
絶望したふり、喜んだふり、または何も感じないように努めてみても職場に、家族に、友達に、外界に侵され破壊される自意識。
誰しもが他人とコミュニケートしたいと思うなよ。
能弁な女と沈黙する女とで1つの人格のうねりを表しているという解釈をしているが、こういったものを見ると映画という表現方法の素晴らしさに素直に感嘆する他ないのです。
alaflan

alaflanの感想・評価

4.5
全編なんでこんなカット撮れんの…って呆然としてた
海岸の岩を映してるだけなのに不吉
影(ペルソナかスタンド)のようなエリザベートが寄ってくるシーンヤバイ
幽霊のようにカーテンの向こうを行き来するエリザベートに侵食されてる感ヤバイ
喋る人と黙る人の物語でありつつ、人格の崩壊と統合の物語だったのかな
mochi

mochiの感想・評価

4.0
話が怖すぎるのと頭がついていかない…
冒頭のサブリミナル映像でもう心掴まれました。
蜘蛛、磔の手、生贄の羊、鳥の内臓、男性器。どれもインパクトがあって、不安定な気持ちになるけど、解放を待つ不協和音という感じで、気持ち悪くはない。
途中でも何度かこういう映像が挿入されるんだけど、それがまた絶妙!!

テーマはタイトルの通りで、まさにファイトクラブ。
みんな仮面をつけて生きてて、ほんとは外してしまいたいけどそれが怖い。
そしてひとりでは生きていけないけど、人と深く関わりすぎてもうまくいかなくなる、という矛盾。
心理学的、哲学的な要素を含むストーリーも引き込まれて素敵です。

ずっと気になっていた巨匠イングマールベルイマン、観れて大満足✨カラーでリメイクされてほしい。。
YumaUto

YumaUtoの感想・評価

4.4

このレビューはネタバレを含みます

いったい脳みそどうなってんのよ?全然似てないと思ってた二人がどんどんと言うか気づいたらソックリになってんじゃないのよ。
なんなのよ、この映画、全く
ベルイマンやばすぎよ、んもう
イングマール・ベルイマン監督作品。
稽古中に突然失語症になった女優エリザベート。
看護婦のアルマとともに、
海辺の別荘で療養生活を送る。
一向に言葉を発しないエリザベートだが、
アルマとの生活は楽しんでいるようだった。
しかし一通の手紙を発端に、
二人の間に不穏な空気が流れ始める。

言葉には嘘が付き物。
本心だけ言葉にしていては生きていけない。
これ以上自分を偽りたくない、傷付きたくない。
言葉を発さないことで、
本当の自分でいられることを選んだエリザベート。

対照的にアルマは、本心も嘘も言葉にしてきた。
たとえ言葉が偽りだとしても、
それによって得た感情に偽りはなく、
傷付いたり、苦しんできた。
でもそれは人間として普通のことだし、
言葉を発しなければ私たちは分かり合えない。

ザ・解釈映画なので、
最初は、人間誰しも仮面を被っていて、
本当の自分は隠されていると言いたいのかと思った。
だけど途中からの不可思議な映像。
フィルムが途切れたように画面が潰れたり、
同じシーンを一人ずつVer.で二度流したり、
二人の顔が半分ずつモンタージュしたり。

あらすじには「ドッペルゲンガーを題材に、
互いの意識を共有・侵食しあう」とある。
ドッペルゲンガーって、
自分と同じ顔の不吉な現象と思ってたけど、
ウィキペディアには、
「自分自身の姿を自分で見る幻覚の一種」と。

つまりアルマとエリザベートが近づきすぎて、
互いの仮面の下の本心がさらけ出されたというより、
言葉を発することで傷つくことを恐れる自分と、
それでも言葉を発して生きることを選ぶ自分の、
ひとりの人間の内面を映し出したものなのか。

もう少しでわかりそうと思ったけど、
終盤の展開でやっぱり分からなくなってしまった。
とはいえ作品の雰囲気、撮り方も好みで、
他のベルイマン監督作品にも挑戦したい。
高尚な映画を見てわかったふりはしたくない。ムズイ。ムズすぎるよ。
プレバトでいう梅沢富美男とか東国原の俳句みたい。千賀くんとかジュニアの句がいい。
island

islandの感想・評価

4.5
しんどい!
>|