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続兵隊やくざのmitakosamaのレビュー・感想・評価

続兵隊やくざ(1965年製作の映画)
3.4
スカパーにて。兵隊やくざの続編。相変わらずむっちゃくちゃですわ。
1作目のラスト、列車を奪取しての脱走から物語が始まる。なんと列車がゲリラに爆発され軍病院に接収され軍隊に逆戻りというリスタート!
1作目は何だったんじゃい!

軍病院では美人看護婦に看病されウハウハ。お守りに下の毛まで貰うぞ!

結局軍隊に逆戻り、勝新演じる大宮が案の定上官に目を付けられケンカ沙汰になるが、持ち前の腕っ節と、相棒の有田上等兵の機転で切り抜ける。

コメディ色は更に増した感じ。堂々と一番風呂に入って浪花節を歌ってたら上官に間違われるとか、スッゴイ面白い。

前作と違う所は、けっこう最前線に近いところとなったこと。
また有田の配慮で、雑用係の当番兵に廻されることとなったこと。当番兵の上官が割と温和な人で有田以外では珍しい味方キャラ。
でもこの味方の上官にも博打でボロ勝ちしちゃう(笑)こういう屈託の無いキャラクターは勝新の真骨頂ですわな。

憎々しい上官が、味方になっている上官を影で殺したり、お気に入りの看護婦を手込めにしようとしたのでボッコボコにして、またもや脱走!

これ、9作もシリーズ化してるが、この遣り取りがこの後も続くのか?
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