1984年のアメリカ映画『ハンボーン』
2004年にVHSとDVDが出た時に『わんワンロード 全米横断5500キロの旅』と改題されたけど、2011年の新盤DVD発売時に元の邦題に戻るというね。右往左往している感がいいね。
ちなみに日本語吹替があるのは2004年盤のみ。つまり『わんワンロード~』だけが日本の幼児でも楽しめる仕様となっております。ジャンルはファミリー・コメディ。4歳児にも安心して観せることができるのです(たぶん)←ここ重要
この映画、リリアン・ギッシュ101本目の主演作だったりします。そしてリリアン・ギッシュの吹き替えは、アルプスの少女ハイジの声の杉山佳寿子さん。このコラボ、嬉しいですね。コメディと書いてましたが、売りは感動作なんだそうな。OJシンプソンも出てくるし、これはもう、ちょっとした事件です。
旅先のニューヨークで飼い主とはぐれた犬が、ロサンゼルスの家まで帰る5,500キロもの長旅。矢のように流れていく月日、幾度となく繰り返される出会いと別れ、果たして迷犬ハンボーンは無事にうちまで辿り着けるのか…
長男「チャロじゃん!!!」
確かに
確かにそうだけれども、犬は可愛い
可愛いだけに、この別れはちょっとひどくない?
あんまりじゃない?
死に別れるとか何これ悲しい😢
動物虐待シーンで血だらけになる犬を見て4歳児がショック受けてたからホントにファミリー・コメディ?これ大丈夫?
長男「この女の子、犬の言葉が分かるの?」
察したんだよきっと
謎展開に次ぐ謎展開がすごすぎてもうね、ついていくのがやっと。ハンボーン捜索だってもっと早くになんとかなったと思うから、ここまでくるとOJシンプソンの罪は重いと思うのです。
特に後半
突如はじまるクライムアクション
思わず笑ってしまうほどの急展開
そんなバカな!!!
ありえない設定と驚愕のクライマックス
長男「なんでいきなり!?(笑)」
笑うしかない
そして場面は切り替わり、今度は警察の追跡を振り払うバイクアクションが始まります。
長男「ちょっと待ってどういうこと?なんでなんで?(笑)」
と、とりあえずカーチェイス入れとこうって思ったんじゃない?ホラ、こういうの好きそうだし…
無茶苦茶じゃないですか
ロードムービー感はありました。でも犬の毛並みが良すぎて5500キロという距離にちょっと疑問を感じたり。どちらかというと300キロを旅する『三匹荒野を行く』の方が好きです。犬たちは可愛いかったです。