<概説>
突如宇宙よりの侵略者がやってくる。圧倒的な兵力で地上を蹂躙する彼等に対して、人類の勝ちの目はあるのか。ある親子の視点から異星人を対立的に描いた、スティーブン・スピルバーグによるSFスリラー。
<感想>
スピルバーグはこういうのが本当に上手いです。
つまりVFX!大迫力!映画館エンターテイメント!
設定的には結構ツッコミどころはありますけれど、監督が楽しくやりたい放題していそうな作品はそれだけで楽しい。
宇宙人の造形はあの『ミスト』を思い出して絶望的になれますし、死人が人為的なものも含まれたりするとまたそちらにも絶望。
ありがちな人vs人の構図も予算大盤振る舞いなせいでしょうか、慣れきれない悍ましさがあって良かったです。