あつぼう

宇宙戦争のあつぼうのレビュー・感想・評価

宇宙戦争(2005年製作の映画)
3.3
侵略映画もスピルバーグの手にかかれば家族愛がテーマの映画に変身してしまいます。今まで色々な侵略映画があったけど、その多くは主人公が先頭に立って宇宙人と戦うって展開でした。でもこの映画の主人公は家族を守る為には逃げる逃げる・・・そこが人間臭くて良かったです。あまりにも現実離れした主人公よりも、こういう共感出来る主人公の方がいいです。

内容は最初はドキドキして観てたけど、ティム・ロビンスが出てきたあたりからちょっと変な間があって中だるみしてしてしまったってのが正直な感想。トライポッドが人間を消滅させていくシーンは迫力があって良かったけど、ラストのオチはあれでいいのかなぁ。理由は納得出来るけど、それならば途中で「大阪では5体も破壊した」ってセリフの意味がないような気がします。どっちやねんって言われそうやけど、嫌いな部類には入らないです。
トム・クルーズ・・・逃げてても絵になります。
ダコタ・ファニング・・・叫びすぎです。
ティム・ロビンス・・・別に彼でなくてもよかった。
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