クワン

失われた週末のクワンのレビュー・感想・評価

失われた週末(1945年製作の映画)
3.5
アル中映画の原点。

先程レビューした「リービング・ラスベガス」より更にストレートにアルコール中毒の怖さを全面に描いている。やめたくてもやめられないその絶望。名匠ビリーワイルダー監督はその追い詰め方に容赦なく、アカデミー作品賞とレイミランドが主演男優賞を取ったのも納得のリアリズムと行き場のない人間ドラマだ。

売れない小説家が酒を買う金欲しさに、タイプライターを質に入れ、バーで女性の鞄を盗み、禁酒を誓ったはずなのに酒の魔力に屈していく。アル中病棟に送られ。脱走してもアル中患者特有の幻覚(壁からネズミが這い出し、窓からコウモリが侵入する、、)からは逃げられず、ピストル自殺しようとするが、、人間の内面の崩壊と狂気と共に抗えない哀しみが迫ってくる。

この2作観たら、お酒飲みすぎな方は控えられるかもしれない。。

明日は転職同期と飲み会。男ひとり私だけお酒あまり呑めず、後の女性3人はお酒大好きなので、必然的に飲み放題の店。ああ、お酒呑めるっていいな、酔っ払うって羨ましいな、、とたまに思う。たまには、私も酔って、記憶を失くして、失われた週末を過ごしてみたい 笑 でもやはりシラフの私は、記憶鮮明。だいたい後半は必然、ひたすら聴き役になること多い。そして、私は井戸になる。

でも、幸せな酔っ払いに向かって、この映画の話は明日はしないつもり笑