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失われた週末のhummingbirdのレビュー・感想・評価

失われた週末(1945年製作の映画)
4.3
売れない作家のレイ・ミランドと、彼を支える兄と恋人、それぞれのキャラクターに説得力があるように思えて、非常に面白かった。主人公は回想の中ですら、アルコール依存症じゃない時がなくて、その後の展開にも容赦がなくてすごいと思う(終戦の年にこんな作品が作られていたことにも驚いた)。

映画の冒頭、窓の外から主人公を横から写し、カットが変わって正面の顔が見えるとなっているけど、どうして窓から写しているのかが最後に分かって、うなった。

「名脚本家から名監督へ」
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