このレビューはネタバレを含みます
ミュージカル映画のなかでも有名な本作。舞台が基になってるからミュージカルナンバーも豪華。どれもかっこいい。ダンスがキレッキレッで魅了的。素敵すぎてうっとりしちゃう。
1920年代にタイムスリップしたかのような音楽で私の心に響いた。
実際の事件を舞台にしただけあって冒頭の殺害シーンは急すぎた。思わず声を出してしまうほど。ジョーカーのテレビで登場しマレーを殺害したあのシーン並みに驚いた。
殺害しておきながら無罪を主張する異常な状態で初めは引いてしまった。しかもロキシーだけでなく他の刑務所メンバーも正当化しているなんてね。あのナンバーはかっこよすぎてダンスに集中しすぎて歌詞半分入ってこなかった影響はあったかもしれないが。
ストーリーが進むにつれてハングリー精神は生き方として尊敬してしまうほど魅了されていった。人生を豊かに生き抜くためのひとつのコツなのかもしれない。
しかしエイモスが可哀想。ロキシーのような女性には見合わない男性かもしれないけど少しはあの話の中で幸せになってほしかったなぁ。