甘いものは控えて(チッ)！
ロブ・マーシャル監督 2002年製作
主演レニー・ゼルウィガー、キャサリン・ゼタ・ジョーンズ、リチャード・ギア
勝手にお知らせシリーズ「今日は何の日」
本日、1月16日は「禁酒の日」です……🍻🍺🙅💦
えっ、今、もう読むの辞めようと思ったひと～
帰ってきて～
大丈夫！
禁酒を強要したりしないから～ﾉﾒﾉﾒ
ほれほれ
戻ってきて～
僕のフォロワーさん、酒飲みが多いからなぁ……
まあ、僕もだけどね( ¯−¯ )ﾌｯ
今日は禁酒をする日ではなく、1920年にアメリカにおいて、「禁酒法」が制定された日なんです。
もともと清教徒(ピューリタン)の影響が強かったアメリカでは（←このあたりは「メイフラワー号」に乗ってアメリカに移住した「ピルグリム・ファーザーズ」なんかの歴史を抑えておくと、わかりますね！……）、飲酒に対する強い反発があり、時の大統領が拒否権を発動するも、上院が可決してして制定された世紀の悪法ですね。この後、廃止まで14年間、マフィアの温床ともなり、多くの悪を生むことになります。特に、シカゴね！
と言うことで、「シカゴ」のレビューです。
「禁酒法時代」の映画は多々あります。
僕の大好きな「アンタッチャブル」や「ロード・トゥ・パーディション」「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」などは大好きですが、今回は訳あって、ミュージカル「シカゴ」をチョイスしました！
いや、めちゃめちゃ面白い！
実は、未見でした！
なんか、あらすじを見ると、嫌な感じでしょ？
先入観はいかんよね～( ¯−¯ )ﾌｯ
この後、歌に触れたいんで、ちょっとネタバレになるなぁ。
オープニング
「オール・ザット・ジャズ」から本当にゴージャスでサイコーですね。キャサリン・ゼタ・ジョーンズの迫力がすごい。
圧倒的な存在感( ˘ ˘ )ｳﾝｳﾝ
この映画、妄想と現実の入り交じった演出が面白いですよね。ミュージカルの良さを存分に生かしてるなぁ。オリジナルは伝説の振付師ボブ・フォッシーの有名な舞台。その映画化です。
脚本はビル・コンドン、「美女と野獣」の監督です！なるほど、ここで培ったのか＼(^o^)／
女性看守であるマトロン"ママ"モートンはクイーン・ラティファ。先日レビューした「ボーン・コレクター」や「ヘアスプレー」にも出ていた女性ラッパーですね。こちらも貫禄充分！
「刑務所のタンゴ」も大好きです。
収監された女性たちの身の上を、歌と踊りで語るとは。この演出が素晴らしいよね～。
赤い布を使ったダンスが舞台映えします！
舞台のシーンと監獄のシーンとの切り替えが素晴らしいんです。
リチャード・ギアが演じる弁護士のビリー・フリンは敏腕ですが、最低でしたね！
でも、腹話術の「ウイ・ボウス・リーチド・フォア・ザ・ガン」がサイコーに好き( ˘ ˘ )ｳﾝｳﾝ
マペットのロキシーが素晴らしいですよ。この映画の白眉です！
それにしても、アル・カポネ以上の悪の女王と呼ばれるとは(笑)
ただし、残念ながら、レニー・ゼルウィガーはゴージャスさが足りないよね(T_T)。マリリン・モンローのような雰囲気は出てたけどね～。
ところが、後半になると、それが狙いであることも分かるんです。明らかに見た目ではスターになれそうもないロキシー。だから、売れるためには何でもやる。マスコミ受けしそうな嘘を重ね、スターになっていく感じが、すごく皮肉に溢れていますよね( ˘ ˘ )ｳﾝｳﾝ
うーん、よく出来てるΣ(•'╻'• ۶)۶
ロキシーの夫役エイモスを演じるのは、ジョン・C・ライリー。「キングコング 髑髏島の巨神」で島で生き残っていた軍人ハンク・マーロウを演じた彼ですよ～(^-^)/
彼の歌う「ミスター・セロファン」が切なくて、これもとても良かったなぁ٩(ˊᗜˋ*)و”
そして、圧巻は法廷シーン！
弁護士ビリーの心情がタップで描かれるのは、すごい演出でした。鼓動とタップの連動！痺れました＼(^o^)／
ミュージカルでしか成しえない演出。
このストーリーをミュージカルではなく、写実的に撮ったら、とても観ていられない。
すごく暗い話になりますよね。
でも、ミュージカルだからできるんですよ。
コミカルで、キュートで、ラブリーで。
素晴らしい作品でした。
劇場で観なかったのは、最大の不覚(T_T)
はぁ、もったいなかった( ˘̥̥̥̥̥ ᵕ ˘̥̥̥̥̥ )
さて、今、僕が一番楽しみな作品は、ヒュー・ジャックマン主演の「グレイテスト・ショーマン」です。そこで、また、ミュージカルを観たいなぁって思いまして、シリーズレビュー「歌って踊ってハッピーミュージカル」を開こうと思います(笑)
実は、今作はその第1弾となりました＼(^o^)／
だから、これを選んだんですよね( ˘ ˘ )ｳﾝｳﾝ
このシリーズ、自分でもめっちゃ楽しみ～(｡･ω･｡)ゞﾋﾞｼｯ!!
