当時、アカデミー賞を見てキャサリン・ゼタ＝ジョーンズのあまりのカッコよさに思わず鑑賞に至った様な記憶が。（確かアカデミー賞でパフォーマンスしてましたよね？？）
ショービズ界でのし上がる女たちの戦いを描いた作品で、先日レビューした『イヴの総て』と印象は被るけど、こちらはストーリーよりも歌とダンスが見どころかな。
ひさびさに見たけど、やっぱりどのナンバーもカッコいい。
特にCell Block Tangoが当時からめちゃくちゃ好き。キャサリン・ゼタ＝ジョーンズ演じるヴェルマの「シセロ〜」がたまらない。
主役はレネー・ゼルウィガー演じるロキシー・ハートなんだけど、終始ライバルのヴェルマに目がいく。完全に主役を喰ってます。
これは助演女優賞も納得だなと当時思ったのを思い出しました。
彼女は元々舞台で活躍していたこともありダンス、歌唱力、ともに非の打ち所がないです。
彼女が作中で披露する数々のナンバー目当てに鑑賞してもよいくらい。
まともな人間は出てこないけど（善人枠はロキシーの夫くらいか？）なぜか見た後スカッと謎の高揚感に満ちる作品。
