「シカゴ」
原題「CHICAGO 」
2003/4/19公開 アメリカ作品 2018-184
アカデミー賞作品賞再鑑賞シリーズ
2003年第75回 アカデミー賞作品賞
鮮烈で刺激的な演出、セクシーな魅力に溢れたミュージカルです。軽快なストーリーだからこそ凄く楽しめます。そして何も違和感なくどんどんのめり込んでいきます。何も考えず目の前で素晴らしいものがどんどん繰り広げられていった、そういった面白い作品ですね。
そしてキャスティングの素晴らしさ。迫力とスター性を持ったヴェルマ、 可愛さとう内なる迫力を外に出したいロキシー。 その二人のキャスティングがキャサリン・ゼタ=ジョーンズとレニー・ゼルウィガーというのはまさに完璧ですね。特にレニー・ゼルウィガーが驚くほどの変身ぶり。レニー・ゼルウィガーは「ブリジット・ジョーンズの日記」とは別人のようにとにかく細くて可愛らしくキュートなのに驚きですね。
センスと確かな演出、そして確かな演技、素晴らしい楽曲。 その融合が見事です。 最後のエンドロールもミュージカルのカーテンコールを彷彿とさせますね！
ブロードウェイの伝説的振付師・演出家、ボブ・フォッシーによるトニー賞受賞作『シカゴ』を映像化した作品である。監督はロブ・マーシャルで脚本はビル・コンドン。メインキャストはレニー・ゼルウィガー、リチャード・ギア、キャサリン・ゼタ＝ジョーンズ。第75回アカデミー賞並びに第60回ゴールデングローブ賞の作品賞を受賞している。
