たす

シカゴのたすのレビュー・感想・評価

シカゴ(2002年製作の映画)
3.5
ロブマーシャル監督作品。
(バズラーマンかと思って観ていた。。)

地元で人気のショーの踊り子ヴェルマと、ヴェルマに憧れるロキシー。注目を浴びるのが好きな2人はそれぞれ殺人を犯して刑務所に入れられ、そこから人生を挽回していくストーリー。他の誰かのためではない、人生は自分のため。みんなから注目され、人気を集めることが生きがいな女性たちが、「注目されること=勝ち」という価値観で展開していく物語。

軽快で魅力的な音楽、妖艶なダンス、酔いそうなカメラワーク。登場人物たちの思いには全く共感出来ないが、演出や演技が素晴らしくて引き込まれていく。元のミュージカルを知らないのでそことの比較はできないけど面白かった。特に刑務所に入っている美しい女性6人の歌とダンスがすごくかっこよかった!人生楽しんだもん勝ちって感じ。

それにしてもロキシーの夫は本当にかわいそう。笑
たす

たす