雪の断章 情熱の作品情報・感想・評価・動画配信

「雪の断章 情熱」に投稿された感想・評価

ワンカットや劇伴、構図等が他作品と比べてもだいぶトリッキー。
ストーリー自体はひと昔前のスピリッツで連載してそうな「あしながおじさんらの美少女育成ゲー的三角関係」に少々ミステリ風味…といった感じなんだけど、それが頭に入ってきにくいほど奇抜。
ちょっと寺山修司や鈴木清順っぽさすらあった。
テトラポッドを飛び回るなど危険そうなシーンが目白押しだったのでハラハラした。
さっぱりわからなかった。
wakana

wakanaの感想・評価

3.6



(with 東)
面白い
ベタな話かと思いきや観念的な方向に舵を切るのがやはり驚かされる。

一つのショットで鮮やかに時空間を接続していく手腕と引き出しの多さにやられる。

「運命を信じます」といい、男2女1の擬似家族構成といいピンドラを連想せざるを得ない。
1986年の斉藤由貴初主演映画。舞台は北海道の札幌市。裕福な家庭で養子として育てられていて、虐待されていた幼いいおり(斉藤由貴)を独身の雄一(榎木孝明)が引き取るという心温まるストーリー。
父親代わりの役、榎木孝明はいい人という印象だが、いい男でもある。
共演の世良公則は男らしいしゃべり方。
1980年代らしい映像や雰囲気はまあまあ期待どおりかな。
ストーリーは正直、イマイチだが悪い評価はあまりつけたくない映画である。
DVD版は映像の質感はソフトで普通かな。粒子はあまり入ってない感じ。
DVD特典のギャラリーは豊富で、パンフレットや映画券など映画に関する資料が入っている。
チラシなどを見てるといかにも映画らしくておもしろそうな印象。
Amazonで2000円なので、1980年代が好きなら買ってコレクションするのもいいだろう。
画面サイズはテレビ画面ピッタリサイズ。
運命に翻弄されながらも、大人の女性として成長していく少女を描いたアイドル映画。

なんだけど、全編にわたって異様な不気味さが漂っている。突然不穏な歌を歌い出す登場人物たち、背景に映り込む謎の集団、暗躍する道化師人形。色々とカオス。

これらあらすじとは直接関係ない存在たちが、主人公を見守っているというよりかは、何だか不幸へと導いているようで、ゾワゾワと恐ろしい。

ヒューマンドラマかと思いきや、蓋を開ければホラーよりも怖いみたいな…。

こんなカルト作品を、当時人気最高潮のアイドルを主演に作り上げてしまう時代感が凄いな。
わに

わにの感想・評価

3.5
冒頭のピタゴラスイッチと、『田園に死す』からの引用、『セーラー服と機関銃』ばりのストーリーの破綻。

いいね。
冒頭のバイクの後ろで花冠して歌ってる斉藤由貴とか映像としては好き、逆にストーリーは生理的に無理だった、、雄一気持ち悪いしか思わん
少女漫画的展開を三次元で見るのは自分は合わないな〜って思った
chiyo

chiyoの感想・評価

3.5
2022/2/13
みなし児の少女・伊織と出会い、彼女を引き取った陽一。その10年後、17歳となった伊織を演じるのが斉藤由貴。バイクの後ろに乗って仰け反っている初登場シーンは、危なっかしくて度肝を抜かれる。が、少女時代は人間不信に陥っていたけれど、陽一と彼の友人・大介の優しさもあり、明るい女性に成長している。ただ、見えない傷は残っていて、周りの言動に心を乱されることが多々。そして、度々登場するピエロの人形、上手いのかどうかが分からない裕子の舞踏、傷心から大音量の音楽で踊り狂う伊織等、思わずポカンとしてしまうシーンも。それでも、函館の街並みとテトラポッド、公園での3人のキャッチボールは印象に残る。殺人事件は添え物のような扱いで、簡単にみなし児を引き取れることに疑問はあるものの、斉藤由貴が可愛いので許す(笑)。
昼寝

昼寝の感想・評価

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冒頭の長回しはなんというかちょっとムズすぎる、面白かったんだがそこまで気持ちは高まらず。ピタゴラスイッチみたい。ワンカット横並びでの電話、浅瀬での性の目覚めあたりの映像は監督の常套句で、「今俺は相米慎二の映画を観ている!」と思った。摩訶不思議な映像がてんこ盛りだが、焚き火を掲げた謎の白服の行列と、三角形の公園でのキャッチボールが特に印象に残っている。あと、エンドロールの最後に流れる古い映像も、あれはマジで何?
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