キャッチ30

007 スカイフォールのキャッチ30のレビュー・感想・評価

007 スカイフォール(2012年製作の映画)
4.0
シリーズ生誕50周年を記念して、原点回帰を趣きに製作された23作目。過去作からのオマージュやマネーペニー、Qの復活はオールドファンにとってはうれしいはず。中でも衝撃的だったのはやはりM役のジュディ・デンチが卒業することだろう。私にとって上司Mはジュディ・デンチが始まりだったので、少しショックだったし、ダニエル・クレイグとの絡みももう少し観たかったような気がする。
悪役のオスカー俳優ハビエル・バルデムは不気味だ。娯楽アクションで通してきたシリーズにホラー要素を取り入れた彼の演技は異色ともとれるであろう。彼の狂気が垣間見えるのは射撃のシーンと入れ歯を取るシーンだ。
さらに、今作ではボンドの生まれた家が登場するので、最新作を観る前にチェックして欲しい。