佐藤でした

007 スカイフォールの佐藤でしたのレビュー・感想・評価

007 スカイフォール(2012年製作の映画)
4.0

冒頭から顎外れかける緊迫の追跡劇。007らしい賑やかなグランドバザールを駆け抜けての、開いた口が塞がらないThis is the END. 海の底に堕ちゆくボンド。「終わり」から始まる物語。

ボンドは、00の称号を再び手にして、現場復帰できるか否かのテストを受けます。心身共に衰えを感じざるを得ない内容だったが、「再起」に燃えるボンドにMは賭けます。

そして、MI6が取り返したいハードディスクを所持する男パトリスを生け捕りにせよ‥、それが今回の最初の任務です‥!


はい、出ました!!!デジタル&ゆとり世代ぽい新Q!!!「ペン型爆弾?あれはアンティークさ」とか大先輩に言っちゃうイケスカない奴だけど!!!テンション低め、低体温、低燃費っぽい彼だけど!!!まあいいでしょう!!!


敵を追ってやって来たのは香港の某ビル。万華鏡のように街のネオンがガラスに映り込む暗がりのオフィスに潜入します。ところどころに漢字があるのもワールドワイドな007らしい。ここで一悶着、二悶着あります。

次に舞台はマカオに移る。007と言えばカジノ。カジノと言えば蝶ネクタイ。そして名前を訊いてくるボンドガールの登場が付き物でしょう。ボンドは、悲しい過去を隠して笑う美女を放っておくことができない性格です。

そしてハビエル・バルデムの堂々たる社長出勤です。遅っ。とは言え仕事開始からの挽回がすごい。見るものの興味を吸い込む吸引力抜群のハビエル・バルデムの悪役は、やはり見応えがありました。


そして尋ねる。

きみの趣味は?
JB「復活かな」
キャーーーーーーーーーーーーー!
歴史振り返り、言い得て妙!!!


ここにきて!!!ボ、ボ、ボンドカーの登場!!!しかも助手席ぶっ飛び装置付き!!!よっ、赤ボタン!!!ポチッとな!!!


そして!!!ボンドガールの要素少ないと思ったら!!!コート掛け!!!そういうことか!!!やい、やい、サム・メンデス!!!やりますね!!!これで!!!オールキャストが出揃った!!!

シリーズ開始50周年に相応しい記念作でありました。
佐藤でした

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