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007 スカイフォールのtottsunのレビュー・感想・評価

007 スカイフォール(2012年製作の映画)
4.0
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「007/スカイフォール」
MI6のエージェントのジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)は、NATOの諜報部員の情報が記録されているハードドライブを強奪した敵のアジトを特定し、トルコのイスタンブールに降り立つ。その組織をあと少しのところまで追い詰めるも、同僚のロンソンが傷を負ってしまう。上司のM(ジュディ・デンチ)からは、敵の追跡を最優先にとの指令が入り、後から駆け付けたアシスタントエージェントのイヴ(ナオミ・ハリス)と共に、敵を追跡するボンドだったが…
10月1日に公開予定の「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」に向けて復習鑑賞第三弾!
3作連続で鑑賞してるとバラバラで鑑賞しただけでは分からないことに気がつくものですね。
筋肉ムキムキで身体が大きかったダニエル・クレイグは今作ではスマートに…(それでも筋肉すごいけど。)スーツも身のこなしも大人になったような。
前作まではMにお灸を据えられることが多く、呆れられてたりもしたけど新たな敵の登場でMとの信頼性も大きくなったように思える。
度重なる裏切りに頭を使うよりも、どストレートな展開で個人的には満足。
それもこれも敵役のミスター・シルヴァを演じたハビエル・バルデムの演技に尽きると思う。
「ノーカントリー」の時もだけど不敵な笑み、いたぶるだけでは無くて心理的に揺さぶろうとしてくる感じが独特な雰囲気を醸し出していて好き。
今までは色んな場所に赴く展開だったのが前半は上海、中盤ロンドン、後半スコットランド、スカイフォールと雰囲気がガラリと変わる。
ネオン街に彩られた世界からのスコットランドの自然の中に佇む古びた一軒家の対比はなかなか印象的。
そして、なんといってもベン・ウィショー演じるQの登場がダニエル・クレイグシリーズ初でワクワクした。
アシュトンマーティンや無線機、パソコンを華麗に操って魅せる展開がワクワク感をプラスしてくれる。
だけどボンドらしいというか…本人しか撃てない銃は無傷で返すように言われたのに自分では撃たないまま終わるのがねw
アクションシーンも見やすくて(そこ?w)カーチェイスからのバイク、列車と火だるまの展開で迫力あったし、この勢いで「スペクター」も鑑賞しよっと!
私的には☆☆☆☆かな。
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