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007 スカイフォールのtakerootsboyのレビュー・感想・評価

007 スカイフォール(2012年製作の映画)
4.3
最初のタイトル出るまでがヤバいっす! いきなりすさまじいスピード感とバチーーッと決まりまくったクールな映像で、シビれるほどかっこいいアクションシーンが大展開! からのアデルのスカイフォールにのせて最高のオープニングクレジット! もう鳥肌総立ちで、これがこの映画の興奮のピークなのではないかという不安が湧き上がって来るくらいのすばらしさ! こんなビリビリ来たオープニングはいままで見たことがない。ここだけ何度も見て何度も脳みそトロトロにしたいくらい!で、そっからの展開はどうかというと、これがまたなかなかの面白さ。オープニングほどの興奮はなかったけど、それにしても全編バキバキの映像とみごとな音響と音楽で、ちょっと変わったストーリーの、奥に奥にどんどん深く突き刺さっていくようなディープな演出が特徴的。ボンドが、自分の影のような存在の元エージェントにハッキングされて奪われた極秘データを取り返す、という表テーマの奥で、それぞれ自分たちの中に潜む、上司Mに対するエモのドラマが描かれていく。映像に関しては、前半の上海のネオンをバックに、暗殺を行ったヤツと取っ組み合いをするシーンの幻想的な美しさと、終盤の、夕陽、そして炎の光に照らされる闇の美しさが特に印象的だった。ストーリーの展開はかなり癖があって、単純に楽しめる娯楽アクションでは全然ない。けどまぁよくこんなに大ヒットになったもんだ。かなり意外。しかも最後までいって、振り返って考えてみると、あれ?ボンドさん…ちゃんと活躍できてた…? っていうのも面白かった。きっと007シリーズをもっと見てたら楽しめるシーンがもっとたくさんあるんやろなと思ったけど、一応見てなくても楽しめるようにはなってて、ちょっと他のも見たいなーという気分にさせられてる、ってことは相当出来が良かったということではないでしょうか。また近々見直したい作品。