007シリーズ最高傑作との評価もよく聞く本作ですが、たしかにストーリー、ボンドガール、ヴィラン、オープニングテーマ、どれを取っても最上級ではないかと思います。
タイトルにもある「スカイフォール」とは何なのか…それがどのような意味を持ち、どのような形で私達の目の前に現れ、どのような末路をたどるのか。それを知ったとき本作が"ボンドの物語"であり、"Mの物語"でもあり、そして"007シリーズについての物語"でもあるということが分かります。この話運びが猛烈に上手いし、きれい。
初めて007で泣きましたかね。ていうか、もうオープニングの時点で(カッコよすぎて)泣きそうになってましたが。
ヴィランを演じるのは、悪魔でも崇拝してそうな濃～い顔面と存在感を持つ怪優ハビエル・バルデム！この人が堪らなく良い！シリーズ歴代強烈ヴィラン、ジョーズ、ゼニア、サメディに並ぶインパクト！
ボンドがダニエル・クレイグになってからというもの、マジメで"重い"雰囲気がずーっと続いてますがそろそろハメ外しちゃってもいいのでは。『ムーンレイカー』リメイクとかやってほしいですな。
