【 完成系がいまここに。】
オールタイムベストに入れるために書いたこのレビューを早く書き直したい（2019年現在）
ダニエルクレイグが演じるボンド3作目。
そしてボンド自体50年目の節目にあたる今作。
ここにきて完成系を見た。といってもいい。
多分ボンドシリーズ全作みてるかどうかでこの映画の印象はぐっと変わってくると思う。（観てるけどレビュー出来てない。）
深い。今までは割と軽く銃を撃ちあったり、ボンドガールを抱いたりとエンターテイメントの要素が強かった。しかし、今作はボンドの生い立ち、世代交代を軸に置いてる。
ボンドのスパイとしての老いとMの交代、そして若い博士の登場。武器や装備も最新式になっている。
世代交代…うーん。よく練られてる。
そして冒頭のオープニング、歌はアデルが歌ってるのだが、重み深さともにとても合っていた。
なによりダニエルクレイグの演技が渋い。そしてカッコイイ。カジノロワイヤルの時はもっと若くて軽い感じだったのに、すごい貫禄がでてきた。
なんで、あんなむきむきなのにスーツがカッコよく着こなせるんですか！
ジェームズボンドを演じてきた歴代のどの人も甲乙つけがたいが、思い入れがある分ダニエルクレイグが一番好きかもしれない。
この作品は映画館に2回足を運んで鑑賞した。1回目は初日にいったのだが、おじ様方が沢山おられた。さすが50年間愛されてきた作品だなと感銘を受けた。
続編は今年12月に放映される。
ダニエルクレイグの演じるボンドのおそらく最後の作品。本当に楽しみだ。
2012.12.1
2013.1.29
