"時の流れはむごい"
一旦、過去の感想を再投稿。
【STORY】
過去Mの部下として働いた人間が、MI6に、Mに、そしてボンドに迫る…
組織・Mとボンドとの関係性を描きながら、ボンドの出生にも一気に踏み込む物語。
【また感情・に訴えかける】
『カジノロワイヤル』の感想でも書きましたが、"スパイ" と "感情" はそう簡単に並立できないものです。
『カジノ〜』では "新人で未熟なボンド" 、『慰めの報酬』では"前作から後を引く悲しみの爪痕" という形でスパイアクションと感情を上手く結びつけていました。
今回は淡々とスパイアクションをするかと思いきや、まさかのまた感動させられてしまいました(良い意味です)。
今回は、ボンドの過去やMとの関係性を物語に絡めることで、再び感情に訴えかける話になっていました。
クレイグ版になってから、本当にドラマチックな仕上がりですね…。
【緊張感・恐怖感が物凄い】
純粋な殺意・復讐心をもって真っ直ぐ迫ってくる敵を迎え撃たねばならない終盤は、シリーズ屈指の緊張感と恐怖を味わえました!
効果音や緩急の鋭い撮影もあって大迫力でした。
【007!!】
「あれ? "いつものあれ" が最初にないぞ?」と思っていたら…
最高ですね。最高です。
007だ!!ってなりました。
(ネタバレになるので細かくは書きませんが)
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観た回数:1回
直近の鑑賞:DVD BOX(20.05.06)
Amazon Prime(21.09.20)