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007 スカイフォールのmasahitotenmaのレビュー・感想・評価

007 スカイフォール(2012年製作の映画)
3.8
殺しのライセンスを持つ英国情報部員、ジェームズ・ボンドが活躍するスパイ・アクション「007」シリーズの第23作。
ダニエル・クレイグがMI6諜報員、6代目ジェームズ・ボンドを演じた3作目。
監督はサム・メンデス。
シリーズの50周年記念作品で、アデルが作詞・作曲した主題歌「スカイフォール」とともに、世界的に大ヒット。
原題: Skyfall (2012)

世界中のテロ組織にNATOが潜入させている工作員のリストが盗まれる。
ジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)は、トルコでリストを奪還する任務に失敗し、上司であるMI6部長・M(ジュデイ・デンチ)の立場は危うくなる。
そんな時、MI6本部が爆破される事件が発生。
ボンドはリストを盗んだ人物、フランス人傭兵パトリス(オーラ・ラパス)を追って上海に飛ぶが、やがて事件の黒幕が、かつてMの部下でMに恨みを抱く元工作員ラウル・シルヴァ(ハビエル・バルデム)だと判明する…。

いつも通り冒頭からアクションシーンが盛りだくさんで、クライマックスは、スコットランド・グレンコウの荒野にある今は住む者のないボンドの生家「スカイフォール」での対決。
Mを伴って逃走したボンドは、猟場管理人キンケイド(アルバート・フィニー)の協力を得て、ありあわせの材料で家中に罠を仕掛けて「スカイフォール」を要塞化。僅かしか残っていない古い武器でシルヴァのサイバーテロリスト軍団を待ち受ける…。

~他の登場人物~
・パトリスの仲間らしい謎の女性、セヴリン(ベレニス・マーロウ)
・情報国防委員会の新委員長、ギャレス・マロリー(レイフ・ファインズ)
・新任の兵器開発課長・Q(ベン・ウィショー)
・新人女性エージェント、イヴ/マネーペニー(ナオミ・ハリス)
・Mの補佐を務める幕僚主任、ビル・タナー(ロリー・キニア
・スカイフォールの猟場管理人、キンケイド(アルバート・フィニー)
・イギリスの政治家、クレア・ダワー(ヘレン・マックロリ―)

「最後に生き残ったネズミは私だ」
Last rat standing.

「1つだけは正しかった」
  I did get one thing right.

シリーズの原点に帰るとともに、新らたな展開を見据えた見応えのあるアクション大作。
ドラマとしてもよくできていて、素直に楽しめる。
キンケイド役は「アンタッチャブル」のショーン・コネリーを連想させますね。コネリーを使いたかったでしょうが、初代ボンドですから…残念だが想像させるだけで満足。
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